中国偽装工場のお話

具体的な工場名は出せませんが、低価格を武器に石材偽装を行っている工場は沢山あります。

問題がある箇所を白チョークで印をつけ薬品処理して消してしまう。

問題がある所を白チョークで印をつける  薬品を使いごまかしてしまう

 

ヒビ・キズ・色むら・帯・などは、紅や緑の着色剤や墓石色増光剤などの併用でわからない状態にできます。また、黒みかげ石などは、黒色の着色剤と光沢剤で最高級の仕上がりになります。

 

 

墓石色差増光剤(光沢をだす薬品)

   

赤色や緑色に染める薬品  この薬品を使うと石材の色ムラがなくなる

 

 

ただ、太陽光(紫外線)にあたると半年~2年ぐらいの間に以前の問題箇所が現れます。

 

お客様が問題に気付くのは数年後になり、石は自然の物だからの一言で済んでしまいます。確かに保障期間10年は、傾きや倒壊等に対するもので、石材の品質まで完全に保証するのは難しい現実があります。

 

偽装のやり方は、石種別・色別で簡単にご紹介致します、後ほどブログにUPしますので興味のある方はご覧ください。

 

最後になりますが、低価格で販売できるには理由があり、キズや色ムラがある2級品以下の原石を仕入れ、偽装を行うことによって製品化しております。

高品質の墓石を輸入したいのであれば、中国との直取引を行わず、信頼のおける輸入商社を介して取引を行うべきだと感じております。